意気揚揚(いきようよう)の意味とは?由来・使い方・例文まで徹底解説!

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「意気揚揚」とは、「威勢がよく誇らしげに振る舞う様子」という意味があります。

しかし、意気揚揚の意味がわかったところで、その正しい使い方やシチュエーションを理解しておかないと、間違った解釈をしたまま恥ずかしい思いをするかもしれません。

そうならないように、この記事で意気揚揚の意味に加えて、正しい使い方を例文も交えてわかりやすく解説しておりますので、最後まで読んでこれから活用できるようにしてくださいね!

ヒロト

ケーキ、美味しくできた?

コトハ

ええ、意気揚揚で友達に写真送っちゃった!

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目次
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「意気揚揚」の意味とは?わかりやすく解説

「意気揚揚」とは、「いきようよう」と読み、威勢がよく誇らしげに振る舞う様子。という意味があります。

意気揚揚の意味を辞書で調べると、このように解説されております。

【意気揚揚の意味】

  • 威勢がよく誇らしげに振る舞う様子。
    「揚揚」は非常に得意げな様子。
  • 意気揚々(いきようよう)とも書く。
四字熟語辞典より引用

意気揚揚の意味

意気揚揚(いきようよう)とは、元気いっぱいで自信に満ちあふれ、堂々としているさまを表す四字熟語です。何かに成功したときや、やる気に満ちている状態を表現するときに使います。

意気揚揚の意味の概要

日常生活では、テストで良い点を取ったときや、仕事で成果を出したときなど、気分が高まって前向きな気持ちになっている場面で使われます。単に「うれしい」や「元気」というだけでなく、自信や誇りを持って堂々としているニュアンスも含まれます。

意気揚揚をわかりやすく解説

例えば、スポーツの試合で勝利を収めた選手が胸を張って歩く姿や、仕事で目標を達成した社員が笑顔で報告する様子などが「意気揚揚」の状態です。「気分が上がって元気いっぱい」という意味を、行動や態度で表しているイメージだと覚えるとわかりやすいでしょう。

ヒロト

「意気揚揚」ってどんなことを意味するの?もう少し詳しく教えて!

コトハ

意気揚揚は、元気いっぱいで自信に満ちあふれ、堂々としているさまを表す言葉です。たとえば、試合に勝ったときや、仕事で成果を出したときに胸を張っている姿がこれに当たります。ただ嬉しいだけでなく、誇りや達成感を持って堂々としている状態を指します。「やる気にあふれている」「元気いっぱいで前向き」と覚えるとわかりやすいでしょう。

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「意気揚揚」の語源や由来

意気揚揚の語源や由来は以下のとおりです。

【意気揚揚の語源や由来】

  • 「意気揚揚」は、中国の歴史書『史記』に語源があるとされています。該当する部分のエピソードを簡単に紹介しましょう。
  • 中国春秋時代に、晏嬰(あんえい)という宰相がいました。身分が高いために、晏嬰が乗る馬車は豪華なものでしたが、晏嬰自体は謙虚な人だったそうです。それに対し、晏嬰の馬車の運転手は、自分が豪華な馬車を運転しているために、「意気揚揚」と働いていました。このようすを見た運転手の妻は憤慨し、離婚を申し立てます。
  • 怒られた運転手は自分の振る舞いを反省し、態度をあらためるようになりました。その変化に気づいた晏嬰は、運転手を評価し、より高い職を与えたのだそうです。このように、自身は位が高いわけではないのに、誇らしげにしていた運転手のようすを「意気揚揚」と表現したことが、言葉の由来とされています。
Dominiより引用

意気揚揚の語源や由来

意気揚揚(いきようよう)の語源は、中国の歴史書『史記』にあるとされています。春秋時代の宰相、晏嬰(あんえい)の話が由来です。晏嬰は身分が高く、豪華な馬車に乗っていましたが、自分自身は謙虚な性格でした。しかし、馬車の運転手は、自分が豪華な馬車を運転していることを誇らしく思い、「意気揚揚」と振る舞っていました。その様子を見た運転手の妻は怒り、離婚を申し立てます。

運転手は叱られたことで自分の態度を反省し、慎ましい態度に改めました。その変化に気づいた晏嬰は運転手を評価し、より高い役職を与えたといいます。このエピソードから、「意気揚揚」という言葉は、身分や立場に関わらず、自分を誇らしく感じて堂々と振る舞う様子を表すようになりました。現代では、喜びや自信に満ちて元気いっぱいの様子を表す言葉として使われています。

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「意気揚揚」の使い方を例文でわかりやすく解説

それでは、「意気揚揚」の正しい使い方を具体的にイメージできるようわかりやすい例文をご紹介します。

ヒロト

意気揚揚ってどういう場面で使ったりするの?

コトハ

意気揚揚は、自信に満ちて元気いっぱいな気持ちや堂々とした様子を表す言葉です。たとえば、テストで高得点を取ったとき、スポーツで勝利したとき、仕事で成果を出したときなどに使えます。「嬉しい」や「元気」というだけでなく、誇りや達成感を持って堂々としている場面にぴったりです。胸を張って前向きな気持ちを表したいときに使いましょう。

意気揚揚!

「意気揚揚」は、自信に満ちて元気いっぱいの様子を表す言葉です。次のような場面で使うことができます。

意気揚揚がよく使われる場面の一例
  • テストや試験で良い成績を取ったとき
  • スポーツや大会で優勝したとき
  • 仕事やプロジェクトで成功したとき
  • 趣味や趣向で目標を達成したとき
  • チームや仲間と協力して成果を出したとき

「意気揚揚」を使うときは、次の点に注意しましょう。

使う時の注意点
  • 自慢っぽくならないようにする
  • 状況や相手によって使い分ける
  • 褒め言葉として使う場合、相手が誇らしく感じる場面で使う

意気揚揚の例文①

ヒロトが学校のテストで100点を取って喜んでいる場面です。努力の成果を自信に変えて、堂々としている状態を表しています。

ヒロト

やった!テストで100点取れたよ!

コトハ

わあ、ヒロト、意気揚揚だね

ヒカル

勉強の成果が出て、心の中も明るく元気いっぱいになっている状態を「意気揚揚」と表現しています。
ここでは、努力が実ったことで自信と喜びに満ちている様子を「意気揚揚」と表現しています。ただ嬉しいだけでなく、達成感から堂々とした態度になっているのがポイントです。

意気揚揚の例文②

ヒロトがスポーツ大会で優勝し、チームメイトと喜んでいる場面です。勝利の誇りや自信を元気いっぱいに表しています。

ヒロト

やった!優勝できた!

コトハ

みんな、ヒロトが意気揚揚と戻ってきたわよ。

ヒカル

優勝したことでヒロトは自信に満ちて、堂々と元気な様子になっています。この状態を「意気揚揚」と表現しています。
勝利した喜びや達成感が態度や表情に現れているときに使います。「意気揚揚」は成功や成果を誇らしく思う気持ちを含んでいるのが特徴です。

意気揚揚の例文③

ヒロトが仕事でプロジェクトを成功させ、報告する場面です。結果を出したことで自信に満ち、堂々と報告している様子を表しています。

ヒロト

プロジェクト、無事成功したよ!

コトハ

ヒロト、意気揚揚だね!

ヒカル

成果を出したことで、自信と誇りに満ちた状態です。元気いっぱいで堂々としている様子を「意気揚揚」と表現しています。ここでは、仕事の成功による達成感と自信が態度に表れていることがポイントです。「意気揚揚」は、ただ嬉しいだけでなく、前向きな姿勢や堂々とした様子を強調するときに使える言葉です。

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「意気揚揚」の言い換え表現を例文を使ってわかりやすく解説

「意気揚揚」は、以下のような簡単な言葉に言い換えて表現することができます。

【意気揚揚の言い換え表現】

誇らしげ(ほこらしげ)

元気いっぱい(げんきいっぱい)

誇らしげ」の例文

「誇らしげ」は、自分の成果や立場に自信を持ち、少し胸を張った様子を表す言葉です。「意気揚揚」と似ていますが、やや静かに自信を表すニュアンスがあります。

ヒロトが美術のコンテストで入賞して、コトハに見せる場面です。

ヒロト

僕の絵、入賞したよ!

コトハ

わあ、ヒロト、誇らしげだね!

ヒカル

ヒロトが自分の成果を自信を持って見せています。「意気揚揚」と比べると、元気いっぱいというよりも、自分の誇りを静かに示しているニュアンスです。
「誇らしげ」は、堂々としているけれど、少し落ち着いた自信の表現です。「意気揚揚」が元気いっぱいに喜びや達成感を表すのに対して、自分の成果に誇りを持っている様子を表現したいときにぴったりです。

元気いっぱい」の例文

「元気いっぱい」は、文字通り体や心が活力に満ちて、明るく前向きな様子を表します。「意気揚揚」と比べると、よりカジュアルで子どもっぽい喜びややる気を表す言葉です。

ヒロトが運動会でリレーの選手に選ばれ、意気込みを見せる場面です。

ヒロト

僕、リレーの選手に選ばれたよ!

コトハ

ヒロト、元気いっぱいだね!

ヒカル

ヒロトは嬉しくてワクワクしている様子です。「意気揚揚」と比べると、少しカジュアルで明るい喜びを表すニュアンスになっています。
「元気いっぱい」は、喜びややる気をストレートに表現する言葉です。「意気揚揚」が自信や誇りを含むのに対して、こちらは主に明るく活発な気持ちを強調するときに使えます。日常会話や子ども向けの場面で自然に使える言い換えです。

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「意気揚揚」の類義語

「意気揚揚」と似た意味を持つ言葉には、次のものがあります。

【意気揚揚の類義語】

  • 意気軒昂(いきけんこう):元気があふれていて、威勢が良いこと。
  • 得意満面(とくいまんめん):誇らしいと思う気持ちが、表情に表れること
スッキリより引用

意気軒昂」の例文

意気軒昂(いきけんこう)は、自信や元気があり、威勢よく振る舞う様子を表す四字熟語です。「意気揚揚」と同じく、自分の成功や成果に満ちあふれた様子を示しますが、やや堅い表現で文章や目上の人に使いやすい言葉です。

ヒロトが学校の文化祭でクラスの発表を成功させ、自信満々で報告する場面です。

ヒロト

文化祭の発表、無事に成功したよ!

コトハ

ヒロト、意気軒昂な様子だね。

ヒカル

ヒロトは成功を自信に変えて、堂々と報告しています。「意気揚揚」と比べると、少し格式がある表現で、文章や話し言葉でもきちんとした印象になります。
「意気軒昂」は、自信や元気にあふれていることを表しますが、「意気揚揚」よりも少し硬めの表現です。成果や成功を誇る姿を、きちんとした言葉で表現したいときに向いています。

得意満面」の例文

得意満面(とくいまんめん)は、自分の成功や能力を誇らしげに見せる表情や態度を表す言葉です。「意気揚揚」と同じく喜びや自信を表しますが、顔の表情や態度に焦点があるニュアンスです。日常会話でもよく使われます。

ヒロトが漢字テストで満点を取って、コトハに見せる場面です。

ヒロト

見て!漢字テスト、満点だったよ!

コトハ

ヒロト、得意満面だね!

ヒカル

ヒロトはテストで成功したことに満足し、顔や態度に自信があふれています。「意気揚揚」と比べると、主に表情や態度に焦点を当てて使う言葉です。
「得意満面」は、喜びや誇りが顔や態度に表れている様子を表す言葉です。「意気揚揚」が心の中から湧き出る元気や堂々さを示すのに対して、こちらは見た目や表情に現れる自信や満足感を強調するニュアンスがあります。

「意気揚揚」の対義語

「意気揚揚」の反対の意味を持つ言葉には、次のものがあります。

【意気揚揚の対義語】

スッキリより引用

意気消沈」の例文

意気消沈(いきしょうちん)は、元気や自信がなくなり、気持ちが沈んでいる状態を表す言葉です。失敗や悲しい出来事のあとに使われることが多く、落ち込んだ心の状態を示します。

ヒロトが試験で思った点数が取れず、がっかりしている場面です。

ヒロト

今回の試験、全然ダメだった…

コトハ

ヒロト、意気消沈してるね。

ヒカル

ヒロトが試験の失敗で自信をなくして落ち込んでいます。「意気揚揚」とは逆に、心が沈んで元気がない状態を表す言葉です。
「意気消沈」は、元気ややる気がなくなったときに使います。友達や家族、文章でも「気持ちが沈んでいる様子」を伝えたいときに便利です。

垂頭喪気」の例文

垂頭喪気(すいとうそうき)は、肩を落としてがっかりしている様子や、元気を失ってしょんぼりしている状態を表す言葉です。「意気消沈」と似ていますが、見た目や態度に落ち込みがはっきり出ているニュアンスがあります。

ヒロトが運動会でリレーに負けて、がっかりして歩いている場面です。

ヒロト

ああ、リレー負けちゃった…

コトハ

ヒロト、垂頭喪気になってるね。

ヒカル

ヒロトは、肩を落として元気がなく、しょんぼりしています。「意気揚揚」と反対に、態度や見た目に落ち込みがはっきり出ているときに使える表現です。
「垂頭喪気」は、見た目や動作に元気のなさが出ることを強調する言葉です。「意気揚揚」が自信や喜びに満ちている状態を表すのに対し、こちらは落胆や失望で姿勢や表情まで沈んでいることを表現します。

「意気揚揚」の英語表現

「意気揚揚」を英語で表現すると、状況やニュアンスに合わせていくつかの言い方があります。ここでは、代表的な表現を2つ紹介します。

意気揚揚の英語

in high spirits:元気いっぱいで嬉しい気持ちにあふれている状態

on cloud nine:とても嬉しくて幸せな気分」という意味の表現

「in high spirits」の例文

「in high spirits」は、元気いっぱいで嬉しい気持ちにあふれている状態を表す表現です。「意気揚揚」と同じく、喜びや自信で心が盛り上がっている様子を示します。

ヒロトがテストで一番になり、喜んでいる場面です。


ヒロト

I got the top score on the test!

日本語訳:テストで一番の点数取ったよ!

コトハ

Wow, you’re in high spirits!

日本語訳:わあ、ヒロト元気いっぱいだね!

ヒカル

ヒロトはテストで一番の点数を取り、とても嬉しく元気な気分です。「in high spirits」は、ただ単に喜んでいるだけでなく、自信にあふれて堂々としているニュアンスも含まれます。日本語の「意気揚揚」と同じように、成功や達成感で心が盛り上がっている状態を表現するのにぴったりです。また、友達や同僚との会話でよく使われ、明るい気持ちを伝えるときに自然な表現です。

「on cloud nine」の例文

「on cloud nine」は、「とても嬉しくて幸せな気分」という意味の表現です。「意気揚揚」と同様に、心が軽く明るく、幸せな状態を表すときに使えます。

ヒロトが受験に合格し、喜んでいる場面です。

ヒロト

I just got accepted into my dream school!

日本語訳:夢の学校に合格したよ!

コトハ

You must be on cloud nine!

日本語訳:それはもう最高に嬉しいね!

ヒカル

ヒロトは夢の学校に合格し、とても幸せで心が軽く、喜びにあふれた状態です。「on cloud nine」は、日常英語で「天にも昇る気持ち」という意味合いで使われ、単に嬉しいだけでなく、心が高揚して幸せで満ちている状態を表します。「意気揚揚」のニュアンスとほぼ同じで、喜びと誇らしさ、達成感が混ざった気持ちを表現できます。

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